兼近大樹さんは、過去にいくつかの犯罪に関与していたことが報じられています。
しかし現在は更正し、芸人としてみんなを楽しませることに集中しています。
兼近さんは、子供の頃は貧しく相当大変な生活をしていたようです。このような状況に追い込まれれば誰でも道を踏み外す可能性はあります。
この記事では、兼近大樹さんの生い立ちやどのような犯罪に関わったのかについてまとめています。
兼近大樹の生い立ち
兼近大樹さんは1991年5月11日に北海道札幌市で生まれました。
4人兄弟の3番目で、兄、姉、妹がいます。
幼い頃は家庭が経済的に厳しい状況にあったといいます。
父親は建設会社を経営していましたが倒産してしまい、家族は大変な貧困に苦しむこととなりました。
小学生の頃には食べ物に困り、ティッシュにマヨネーズをかけて食べるなどの苦しい体験もあったそうです。
中学時代に両親が離婚し兄は父親に、姉と妹、そして兼近さんは母親に引き取られました。
家庭環境はさらに厳しくなったと言います。
その後、家庭を支えるために定時制高校に通いながら新聞配達や建設業のアルバイトをしていましたが、妹の学費を優先するため、高校を中退することを決めました。
妹の将来を考え自らの学業を犠牲にしてでも家族を支えたいという兼近さんの思いは、その後の人生においても重要な意味を持っていたといえます。
高校中退後は、家族のために様々な仕事を経験し、その過程で多くの社会経験を積んでいきました。
アルバイトを掛け持ちしながら家族を支え、時には体力的にも精神的にも限界を感じることがあったといいます。
それでも兼近さんは家族のために努力を続けていましたが、犯罪に手を染めてしまいます。
その後、更正しNSC東京校19期生としてお笑いの世界に足を踏み入れた兼近さんは、数々の苦労を重ねながら芸能界での成功を目指しています。
過去に兼近大樹が行った犯罪内容
兼近大樹さんは、過去に2つの犯罪に関与していたことが報じられています。
売春防止法違反による逮捕(2011年)
2011年11月、当時20歳だった兼近さんは北海道札幌市で女子高生に対して売春を斡旋したとして、売春防止法違反で逮捕されました。
具体的には、当時19歳の高校生の女子生徒を出会い系サイトで知り合った男性と引き合わせ、性的行為をさせ、その報酬として1万5千円を受け取らせたというものです。
兼近さんはこの容疑を認め、罰金刑を受けました。
この出来事は兼近さんにとって大きな反省の機会となり、自らの行動がどれだけの影響を与えるのかを深く考えさせられる出来事だったといいます。
窃盗事件への関与疑惑(2012年)
2012年4月には札幌市内で人気ホストの自宅から現金1,000万円が入った金庫が盗まれる事件が発生しました。
この事件は大きな注目を集め、警察の捜査も徹底的に行われました。
同年8月、この事件に関与した疑いで複数の男性が逮捕され、兼近さんもその中に含まれていました。
しかし、兼近さんは10日間の拘留の後、不起訴処分となり釈放されています。
彼はこの事件に関して自らが誤解されることに対する無念さを語り、その経験が彼の生き方に大きな影響を与えたと話しています。
兼近さんは、このような過去の出来事を通じて自らの未熟さを痛感し、再び同じ過ちを犯さないように努力する決意を固めたと述べています。
犯罪に関与したことは決して許されることではありませんが、その反省と更生の努力は彼の現在の活動に大きく影響を与えています。
広域強盗事件のルフィと知り合い?
広域強盗事件の指示役として「ルフィ」と名乗っていた渡辺優樹容疑者と、兼近さんは過去に知り合いであったことを認めています。
渡辺容疑者とは一時期関わりがありましたが、現在では一切の関係がなく、今回の事件にも全く関与していないと明言しています。
兼近さんは、
自身の過去の交友関係についても反省しており、どのような人物と付き合うかが自身の人生にどれだけの影響を与えるかについて深く考えるようになったと述べています。
まとめ
兼近大樹さんは過去に犯罪に関わったことがありますが、その経験を深く反省し、現在はお笑い芸人として活動を続けています。
家庭の経済的な困難や厳しい状況を乗り越えてきた兼近さんは、過去の過ちを経て自身の道を切り拓いてきたのです。
特に家族のために自身の学業を犠牲にして働いた経験や、犯罪に関与したことへの反省は、彼の人生観に大きな影響を与えています。