2025年後期に放送される朝ドラ「ばけばけ」で、ヒロインの夫としてイギリスの俳優トミー・バストウさんが選ばれました。
映画「SHOGUN 将軍」で神父役を演じていたので見たことがある人もいるかもしれませんね。
この記事ではトミーバストウさんの詳しい経歴などに触れていきたいと思います。
朝ドラ「ばけばけ」のあらすじ
『ばけばけ』は2025年度後期に放送予定のNHKの朝ドラです。
このドラマは小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の妻である小泉セツをモデルにしたフィクション作品となっています。
物語は明治時代の松江を舞台にしており、主人公である松野トキは没落した武士の家系の少女です。
トキは怪談話が大好きで、新たに松江にやってきた外国人英語教師の家で住み込みの女中として働き始めます。
異なる文化や言葉の壁に戸惑いながらも、彼女と外国人教師は互いに共感し合い、夜ごとに怪談話を共有するという独特な生活を送ることになります。
物語はそんな二人の交流と明治時代の生活を描きつつ、異文化理解と友情がテーマになっています。
このドラマでは、松江の美しい景色や明治時代の暮らしが丁寧に描かれており、視聴者に当時の日本の雰囲気を感じてもらうことを目指しています。
また、怪談話というテーマを通じて、現代とは異なる価値観や人々の怖れについても描かれており、単なる時代劇にとどまらない深い内容が含まれています。
主人公のトキと英語教師の交流は異文化同士の不安や興味を克服しながら互いの心に寄り添っていく様子が丁寧に描かれており、その過程は視聴者にとっても感動的です。
夫役のトミーバストウの経歴
トミーバストウさんは、1991年8月26日にイギリスのサリー州エプソムで生まれました。彼の芸能活動は映画と音楽の両方にまたがり広く活躍しています。
俳優としてのキャリアの始まりは2008年の映画『Angus, Thongs and Perfect Snogging』でのデイブ・ザ・ラフ役です。この映画での演技がきっかけで、名前を知られるようになりました。
また、その後もテレビドラマや映画に数多く出演し、『Harley and the Davidsons』や『Man in an Orange Shirt』など、さまざまな作品に顔を出しています。特に2018年のドラマ『The Crossing』では重要な役を演じ、アメリカでも注目を浴びました。
音楽活動も並行して行っており、バンド「FranKo」のリードシンガーとしても知られています。2009年には「Night Time」というシングルをリリースし、イギリス国内だけでなく、タイなどでツアーを行うなど、国際的な活動もしていました。
さらに、トミーバストウさんは舞台でも活躍しています。彼はイギリス国内のいくつかの著名な舞台作品にも出演しており、演技の幅をさらに広げています。その演技力は観客に感動を与え、舞台芸術においても評価を得ています。
まとめ
トミーバストウさんは、俳優としてもミュージシャンとしても多彩な才能を持つ人物です。映画やドラマ、そして音楽で活躍し、多くのファンを魅了してきました。朝ドラ『ばけばけ』での夫役も、彼の演技力が発揮されると思います。
彼の舞台での経験や音楽活動は俳優としての幅をさらに広げ、表現力を高めています。演技だけでなく音楽においても独自のスタイルを確立し、多くの国際的なイベントに参加するなどしています。